BSアンテナベランダ取り付けポール PAX-NB キャッチャー製
取り付けレポートと2年使用後のレポート
この金具は、ちょうど部屋で使う「つっぱりポール」と同じく、ベランダの天井と床に
押し付けて固定するポール型の金具です。
天井の高さは2.2mから、2,9mまで対応しています。
部品数も少ないので、それ程難しくはないでしょう
天井のあたる部分です。表面はゴムが貼ってあり、傷がつかないようになっており、
すべりも防止されます。床にあたる部分も、同じようにゴムシートが貼られています。
箱をあけた所です。箱の長さは2mちょっとあります。
電車では持って帰れない長さでしょう。
組み立て方法
ポール下部の金具を保護するカバーをポールに通します。
ポールを立てる位置にポールを受ける下側の金具を置き、その上にポールを乗せます。
金具の頭が丸くなっていて、パイプを乗せるだけでOK
頭が丸いため、多少の床の傾きは吸収してくれます
ポールを天井いっぱいまで伸ばし、ポールの伸びる部分を2本のナットで固定します。
天井、床への押し付けは、床側の金具で行います。3本のナットを締めていき、高くしていきます。
1cm程長くなります。
ぐらつかない事を確認し、最後に付属のロープをポールと、建物に結び、万が一外れてしまった
時に備えておきます。(というか2階以上のベランダなど、取り付け時にベランダから落下すると危ないなと思った時は、先にロープを付けておいた方がいいです)
また、ポールの先端にしか取り付けられないアンテナ(TDKなど)の場合にも、ポールの途中に
取り付けられる金具が付属していますので、大丈夫です。
◆取り付けポイント
ひっくり返る
天井、床への押し付けの際、締め付けるナットは一番下にあるので、まだ、ゆるい状態で
しゃがんで作業をするので、ポールがひっくりかえってしまいます。
なるべく2人で作業し、1人にポールを持っていてもらいましょう。
まっすぐ立てられない
ポールですから東西南北に傾くので垂直が出しにくいです。
1度取り付けてしまうと、再調整がめんどくさいので、ある程度締め付けたら、
糸をたらしてみるとかして、確認しながら締め付けていきましょう。
特にスカイパーフェクTVで使用する場合は、受信レベルに影響しますので、
垂直をきちんと出しておきましょう
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2年使用後のレポート(製造時の材質等変わる事があるかもしれませんので参考までにご覧下さい)
さて、2年使った金具がありましたので、サビ等の耐久度を見てみる事にします。
第一印象はきれい。
まず、ポール部はステンレスでピカピカ。全く問題なし。
各部ネジも、ステンレスで全く問題なし。
一番下の天井と床に押し付けるためのナットの所が赤くサビが出ていたので
ナットを外して見ると、下の写真のようになっていました。あれ、さびちゃったかなと、綿棒で拭いてみました。

すると、次の写真のようにほとんど落ちました。うっすら表面に浮いていた位で、ネジのミゾも問題なしです。
アンテナを取り付ける補助金具(枝)とポールの所(矢印部分)も少しだけ赤くなっていました。これも、ほんの少しで全く問題ない状態でした。

という事で、思った以上になんともありませんでした。
サビの出る可能性のある所は、黒く塗装されている部分です、天井にあたる部分と、床にあたる部分、それとポールと補助金具(枝)を取り付ける部品は鉄のようです。
しかしこの金具は雨のかかりにくいベランダ内側に取り付ける物なので、サビの出方が遅いようです。
※今回のテストで使用した金具は、幕張某所、湿気の多そうな所で使用していましたが、雨のかかる所では、もっと状態の悪くなる場合もあります。
また、製造時に素材等も変わる可能性もあります
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